格安SIMを使うには、SIMフリーのスマホかドコモまたはauのスマホが必要です。またはソフトバンクであれば2015年5月1日以降に発売されたスマホでSIMロックを解除すれば、格安SIMを使うことができます。

私の場合ソフトバンクのiPhone5 Sを使っていたため、このままでは格安SIMを使うことができず悩んでいました。この際妥協して安いAndroidスマホにすべきか悩んでいましたが、アップルローンを使えば負担が少なくやりくりできるのではと思い、アップルローンを使ってiPhone7を購入しました。

ここではアップルローンを使ってiPhoneを購入した過程を詳しく解説していきます。

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アップルローンとは

アップルローンとはアップルが提供するローンではありません。株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)が提供する個人向けローンのことです。

つまりオリコが仲介となって、わたしたちアップル製品購入者と契約し、そして購入代金がオリコからアップルに支払われるという仕組みです。

アップルローンがなぜお得かというと12回払いだと金利が0%だからです。ちなみにこのアップルローンは1回の注文で30,000円以上の購入金額になる場合に使うことができます。

アップルローンの金利0%キャンペーン

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通常アップルローンの金利0%は12回払いまでですが、新商品が発売されたタイミングなどで24回払いまで金利0%になることがあります。このキャンペーン期間を狙って購入すれば、購入のハードルがグッと低くなります。

支払い回数 6回 10回 12回 18回 20回 24回 30回 36回 48回 60回
実質年率(%) 0% 0% 0% 0% 0% 0% 5% 5% 5% 5%
現金100円あたりの
手数料額 (円)
0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 6.59 7.90 10.60 13.30

30回以上の支払いになると金利が5%と高金利になるので、24回までで支払いが完了するようにするとよいと思います。

今回はカミさんとわたしの分でiPhone7を2台購入し、計157,248円になりました。これを24回払いでローンを組んだので、1回目の支払いが7,748円、2回目の支払いが6500円になります。

夫婦2人で格安SIMの支払いは月に約3000円かかると仮定し、スマホ本体と通信費で約月々10,000円程度の出費になると計算しました。現在ソフトバンクで毎月16000円以上を払っているので、新しいiPhoneに機種変更しても年間約70,000円程節約できるという腹づもりです。以前大手キャリアであった、実質0円とかよりもぜんぜんお得ですよね。

さてこのアップルローンの審査ですが、とてもあっさりと審査が通りました。

アップルローンの審査について

ソフトバンクのいわゆる2年縛りが終わり、自動更新まで2週間を切っていたので「ローンの審査に時間がかかったらまずい!」と内心ビビっていました。しかしその心配は杞憂に終わります。

オリコへの契約の申し込みが完了すると同時に審査も完了されました。あまりにもあっさりしていたので、本当に審査が通っているのか逆に心配になるほどです。

アップルローンの説明ではオリコから「ローン契約審査のあと、オリコからご本人様確認のメールもしくはお電話をさしあげます」とありましたが、とくになんの連絡もありませんでした。なので本当に商品が届くのか不安もありましたが、翌日にはアップルから注文完了のメールが届いたので安心しました。

アップルローンの申し込みを日曜日にして、火曜日には商品が届くというスピーディーさです。

アップルローンの申し込みから商品到着まで解説

アップルローンの申し込みはとっても簡単で、フォームに必要事項を入力するだけです。商品注文から審査完了まで約10分程度で終了しました。

まずはiPhoneをカートに入れて注文手続きへと進み、配送先の住所などを入力していくと、お支払いの項目へと続きます。
お支払いの項目で「ローン」のボタンを押下し「請求連絡先」と「請求先住所」を入力し「続ける」ボタンを押します。

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次の画面で購入商品と配送先を確認後「お支払い手続きへ」ボタンを押して、オリコのローン契約を申し込みます。

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アップルローンでオリコと契約

オリコのローン契約のトップページです。申し込み完了まで下記のように7つのステップがあります。

  1. 申込トップ
  2. お支払いに関する入力
  3. お支払い内容確認
  4. 基本情報の入力
  5. その他の情報の入力
  6. 入力内容の確認
  7. 申込完了

少し多くて大変に思うかもしれませんが、いざやってみると大したことはないのでビビらずにサクッと申し込みましょう!

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「ローン約款」と「個人情報の取扱いに関する条項」に同意すると「同意して次へ」ボタンが有効になります。内容をよく読んで問題がなければチェックを入れて先に進んでください。

お支払いに関する入力

「お支払いに関する入力」画面では契約内容の確認と支払い方法について入力します。商品名の下にあるプルダウンメニューから、購入する商品の種別を選びます。「パソコン」「カメラ」「テレビ」「家電品」「その他の商品・サービス」とありましたが、iPhoneなので「その他の商品・サービス」を選択しました。 

「お支払いに関する情報」については「支払パターン」と「支払回数」「初回支払支払年月」があります。支払回数はもちろん金利0%キャンペーンの「24回」を選択しました。初回支払年月は翌月が選択されており、変更はできませんでした。

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お支払内容確認

「お支払内容確認」で購入商品と金額、金利0%を確認後、問題がなければ「次へ進む」を押下して次に進みます。

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基本情報入力

本人(契約者)の基本情報を入力します。必須項目だけで大丈夫ですが、わたしは一応任意の項目も入力しました。
変わったところだと運転免許書番号を入力する項目があります。免許証がある方は間違えずに注意してください。

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その他の情報の入力

勤務先の情報を入力します。ここでは必須項目のみ入力しました。

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入力内容の確認

購入商品や金額、住所など最後にもう一度よくチェックします。問題がなければ「この内容で申込」を押して申し込みを完了させます。

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すると申込者情報のメールアドレス欄に入力したアドレス宛に「契約内容ご確認のお知らせ」が届きます。
メール内にあるURLをクリックして、契約内容の確認と承諾をします。

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契約内容確認

上記のURLをクリックすると申し込みが完了し、契約内容確認画面が開きますので、ページ下部の「同意する」ボタンを押します。

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審査完了

同意するボタンを押してから数秒経過すると審査完了になります。

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口座振替の申し込みをオンライン上で申し込む場合は、赤枠の「オンライン口座振替を申込む」から申し込むことができます。

オンラインで申し込みをしなかった場合は、下記のように口座振替の申し込み用紙等が自宅に届きますので、必要事項を記入してオリコへ郵送してください。

アップルからiPhone 7が無事届きました

日曜日の夕方に申し込んでから月曜日にはアップルから「ご注文ありがとうございました」メールが届きました。

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そしてその翌日には無事iPhone 7が届きました。アップルローンを申し込んでから商品が届くまでわずか2日後というスピーディーな対応でした。

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大手キャリアでiPhoneを購入するよりも、アップルローンの金利0%を利用し、格安SIMにした方が月額料金をかなり節約できます。

iPhoneで格安SIMを利用したいという人はぜひアップルローンを利用することをおすすめします。

おすすめの格安SIM

mineo(マイネオ)

mineoはドコモ回線とau回線のどちらも利用できるマルチキャリア対応の格安SIMです。

そのため、ドコモまたはauのスマホを持っているユーザーはSIMロック解除することなく気軽に利用することができます。

選べるプランに関しては「音声通話込み」と「データ通信のみ」でそれぞれ5プラン用意されており、500MBから10GBまでのデータ容量の幅があるため、ネットを余り使わないライトユーザーからネットをよく使うヘビーユーザーまであらゆるユーザーにおすすめできます。

また、データ容量が不足した際は、家族や友人など誰とでもパケットを分け合える「パケットギフト」があります。
さらに、ユーザー間でデータ容量を共有できるフリータンクが用意されており、月に1GBまで無料でデータ容量をチャージすることができるmineo独自のユニークなサービスもあります。

バースト機能やデータ繰り越し、データシェアなど、他社が展開している便利な機能は網羅されており、ライトユーザーからヘビーユーザまで満足できる格安SIMです。

どの格安SIMにするか迷ったらまずはmineoを選ぶことをおすすめします。

mineoの申し込みから設定・開通の手順を下記でまとめましたので、mineoに申し込む際に参考にしてください。

iPhoneでmineoの申し込みから設定・開通までの全手順を解説

イオンモバイル

イオンモバイルは料金の安さとプランの多さが評判の格安SIMです。

音声通話対応SIMが11種、データ通信専用が10種、シェア対応が8種あり、全てをあわせて29種類ものプランが用意されています。

選べるデータ容量の幅も500MBから50GBと幅広く展開されているため、ネットをたくさん使う人からそれほど使わない人まで多くの人に最適なプランが必ず見つかります。

さらに月額料金はデータ通信専用プランなら1GBプランが480円/月〜と激安価格です。チャージは月に1GBのみという条件付きですが、480円とこちらも安い料金設定になっています。

全国200店舗以上あるイオンで直接申し込みや相談ができるのも大きなメリットです。
即日開通できる点を謳ってはいますが、混雑状況によっては不可になってしまうことがあるので、申し込みの際は電話で問い合わせてからにした方がよいでしょう。

UQ mobile(UQモバイル)

UQ mobileはau回線の格安SIMです。au回線を扱っているMVNOはまだ少ないためauユーザーにとっては、うれしいメリットではないでしょうか。

ネット通信はWiMAXだけあって、非常に安定していて高速です。

さらにUQ mobileの特徴として、音声通話が非常にお得です。
月額料金に無料通話分が含まれているため高額に見えますが、電話をよくかける人は結果的に大変安くなります。

最低利用期間が長い(2年)点と選べるプランが少ない点がデメリットですが、そこが気にならないのであれば、非常におすすめな格安SIMです。

Y!mobile(ワイモバイル)

ワイモバイルの最大の特徴は、月に10分以内の通話が300回まで無料の音声通話プランがある点です。

格安SIMの音声通話料金は基本的に20円/30秒のため、通話料金が気になって格安SIMに乗り換えられなかった人がいるかと思います。

1回10分という制限はありますが、50時間/月も無料通話することができるので、仕事などで電話をよくかける人にとっても最適な格安SIMだと思います。

無料通話分が含まれているため、ほかの格安SIMに比べると割高ですが、「ワンキュッパ割」を筆頭に「スマホプラン割引」など、お得なサービスが充実している点も注目です。

速度よし、通話よし、充実した定額プランなど、総合的に見て評価の高い格安SIMです。

楽天モバイル

楽天モバイル、大手ネットショップ「楽天市場」が運営している格安SIMです。

毎月支払う月額料金で楽天スーパーポイントを貯めることができます。そのほかにも楽天市場でお買い物をした際のポイントが2倍になるなど、楽天をよく利用するユーザーに特におすすめの格安SIMです。

1GBあたりの月額料金は他の格安SIMに比べて比較的安く、さらに初回のみ月額料金が無料になるなど、価格面において他の格安SIMを一歩リードしている印象です。

ただし、データ容量が不足した際のデータチャージ料金がやや割高なのに注意が必要です。

格安SIMの弱点である音声通話は、楽天でんわを使えば5分以内の国内通話が何度でも無料※です。
※月額850円
090の電話回線ですので、通信品質は問題ありません。

さらに独自店舗も用意されているので、なにか問題があった際も気軽に相談できて安心です。