格安SIMの先駆け的存在のIIJmio(アイアイジェイミオ)。

安定した高速通信はもちろん、即日開通、留守番電話などのオプションが豊富に用意された評判の高い格安SIMです。

初心者から上級者までおすすめできる多様なサービス内容で、万人の人におすすめできるのはもちろん、47都道府県(公式対応数)すべてに販売店を展開している安心重視の格安SIMです。

ここではIIJmio(アイアイジェイミオ)のメリット・デメリットを検証して詳しく評価していきます。

初期手数料3,000円
1GBあたりの料金(税抜)
※音声対応SIMの場合
533円
100MBあたりのチャージ料金200円
LTE回線ドコモ、au
容量別プラン数3プラン
最低利用期間12か月
違約金(12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円
高速通信速度375Mbps
低速通信速度200kbps
通信制限(3日間制限)あり
バースト機能
高速通信オン・オフ
データ容量繰り越し
データシェアプラン
090音声通話かけ放題
店頭申し込み家電量販店など
即日開通可能

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IIJmio(アイアイジェイミオ)を選ぶメリット

IIJmio(アイアイジェイミオ)が評価されるポイントは、その充実したサービス内容です。

そのサービス内容とは留守番電話サービスはもちろん、端末補償、データ容量の繰り越し、業界最多のSIMカード発行枚数が10枚。

さらにはビックカメラにある実店舗(BIC SIMカウンター)で直接対応してもらえるので、格安SIMに関してよく分からない初心者の方は店員に相談しながら購入することができますし、即日開通も可能なので乗り替えに急いでいる人も安心してIIJmio(アイアイジェイミオ)に乗り換えられます。

IIJmio(アイアイジェイミオ)を選ぶメリットを簡単にまとめると以下のようになります。

  • SIM発行枚数が最大で10枚まで可能
  • 全国の量販店で即日対応可能
  • 安定した通信速度
  • マルチキャリア対応でドコモ、au回線が利用可能
  • データ容量を使い切ってもバースト機能で快適通信
  • データ容量の繰り越し可能
  • 高速通信のオン・オフスイッチ
  • みおふぉんダイヤルで通話料がお得に
  • お得なかけ放題プラン
  • 留守番電話、迷惑電話対応など
  • 端末補償あり

とにかく使い勝手が良いIIJmio(アイアイジェイミオ)は大手キャリア並の安心感があります。

SIM発行枚数が最大で10枚まで可能

IIJmio(アイアイジェイミオ)は「ミニマムスタートプラン」「ライトスタートプラン」「ファミリーシェアプラン」と3つのプランが用意されています。

それぞれのプランの高速通信データ容量は、ミニマムスタートプランが3GB、ライトスタートプランが6GB、ファミリーシェアプランが10GBとなっており、各プランごとに「音声通話対応」「データ通信専用」「データ通信専用(SMS付き)」のSIMを選ぶことができます。

さらにIIJmio(アイアイジェイミオ)は1つのプランで複数毎のSIMを追加することができ、ファミリーシェアプランはなんと計10のSIMを利用することができます。

スマホとタブレットでSIMを使いたい場合や、家族でSIMをシェアするのも可能なので、あらゆるシーンで月額料金をお得にすることができます。

プラン名 データ容量 SIM枚数
ミニマムスタートプラン 3GB 2枚
ライトスタートプラン 6GB 2枚
ファミリーシェアプラン 10GB 10枚

独自店舗(BIC SIMカウンター)で即日対応可能

IIJmio(アイアイジェイミオ)はビックカメラやヨドバシカメラ、ヤマダ電機などの量販店で即日申し込みが可能です。

さらに郵便局でも取扱いを開始し、47都道府県すべてで対応可能など、その販路の広さは他のMVNOにはないIIJmio(アイアイジェイミオ)だけの強みといっても過言ではありません。

特にビックカメラではIIJmio(アイアイジェイミオ)と提携している関係で、IIJmio(アイアイジェイミオ)の格安SIMを「BIC SIM」という商品名でも販売しています。

基本的に「BIC SIM」と「IIJmio(アイアイジェイミオ)」はプランも料金も同じです。そのためIIJmio(アイアイジェイミオ)のSIMカードはビックカメラ専用カウンター「BIC SIMカウンター」にて即日乗り換えることができます。

SIMの追加やサイズの変更については、各店舗で対応が異なります。即日開通に必要なものは、クレジットカード、身分証明書、メールアドレスなどです。

全国展開している大手・家電量販店で気軽に購入できるのは大きなメリットになります。

IIJmio(アイアイジェイミオ)とBIC SIMはほぼ同じ

実はビックカメラの格安SIMである「BIC SIM」は、IIJmio(アイアイジェイミオ)との提携により販売されているSIMなので内容はほぼ同じです。

BIC SIM独自のサービスでは、有料のWi-Fiスポットを無料でつかえるなどのいくつか特典があります。

安定した通信速度

IIJmio(アイアイジェイミオ)の通信速度に関してですが、動画視聴はもちろん、ウェブサーフィンにも十分な通信速度ですので特に問題はありません。

実際の速度の数値に関しては、平日休日ともに12〜18Mbps前後ですので、特段高いという訳ではないですが、安定した速度をキープしています。数値以上の速度を体感できた理由としては、ドコモから直接回線を借りている一次業者であることも影響していると思われます。

マルチキャリア対応でドコモ、au回線が利用可能

IIJmio(アイアイジェイミオ)ではドコモ回線とau回線が利用できるマルチキャリア対応のMVNOですので、ドコモユーザーとauユーザーはSIMロック解除することなく乗り換えられるので便利です。

ソフトバンクのスマホを持っている人はSIMロック解除すればIIJmio(アイアイジェイミオ)に乗り換えられます。

データ容量を使い切ってもバースト機能で快適通信

IIJmio(アイアイジェイミオ)も他のMVNOと同様に3日間のデータ容量の制限(366MB)があります。

しかしIIJmio(アイアイジェイミオ)は1か月のデータ容量を使い切った後、ずっと低速(200Kbps)で通信するのではなく、通信スタート時の一定量だけ高速通信を維持するようになっています。

つまり最初の読み込みだけ高速で、低速に戻ってもすでに読み込み済みだから、テキストメインのサイトやSNSであればスムーズに表示できるということになっているのです。

このバースト機能のおかげで、たとえ低速通信でも表示速度の低下を軽減してくれるため、ネット通信のストレスを軽減してくれます。

データ容量の繰り越し可能

その月に利用可能なデータ容量が余った場合は次月に繰り越すことができます。

たとえば「ミニマムスタートプラン」の場合、データ容量が3GBありますが、その月に2GBしか使えず1GB余った場合は、次月に4GB使えるという仕組みです。

焦ってその月にデータ容量を使い切る必要がないので、データ容量をムダにすることがなくネット通信を楽しむことができます。

高速通信のON・OFF可能

高速通信する必要がないケースでネット通信する場合は、高速通信をオフにすることでデータ容量を節約することができます。

SNSの利用時やテキストベースのサイトの閲覧など、高速で通信する必要がない場合はオフにするといいでしょう。

みおふぉんダイヤルで通話料がお得に

IIJmio(アイアイジェイミオ)の専用アプリである「みおふぉんダイヤル」を使えば、通常20円/30秒が半額の10円/30秒になります。

IP電話と違い090発信の電話回線を利用しているため、音質はもちろん良好で、番号もそのままでかけられるので安心して使えます。

国内通話だけでなく、海外への通話も32ヵ国一律10円/30秒(非課税)。アプリから「国番号+相手先電話番号」を入力するだけで簡単につながります。

また、IIJmio(アイアイジェイミオ)を家族で使っている場合、申し込み不要でシェアプラン間の通話が20%オフになるなど、割引サービスも充実しています。

お得なかけ放題プラン

IIJmio(アイアイジェイミオ)の専用アプリである「みおふぉんダイヤル」を使うことが条件となりますが、通話定額オプションに加入すれば、家族なら1回の通話で最大30分間、何度でもかけ放題になります。

「1回の通話が長い人向け」「1回の通話が短い人向け」の2つのかけ放題プランが用意されており、家族間であればよりお得に通話することができます。

600円/月で国内通話が誰とでも3分以内、家族とは10分以内の通話がかけ放題に。

830円/月で国内通話が誰とでも5分以内、家族とは30分以内の通話がかけ放題に。

月額料金 家族間通話※ 誰とでも通話
600円 10分以内 3分以内
830円 30分以内 5分以内

※同一契約者名義(同一mioID)間の国内通話料が対象です。

上記の通話時間が超過した場合の家族間通話料は8円/30秒、そのほかは10円/30秒になります。

また、この「みおふぉんダイヤル」は電話回線なので通話品質が良いのも大きなメリットです。

端末補償あり

IIJmio(アイアイジェイミオ)の端末補償は380円/月。
端末故障時は、5000円で2日以内に交換可能です。これも安心重視のIIJmio(アイアイジェイミオ)ならではの手厚いサービスのひとつです。

IIJmio(アイアイジェイミオ)のデメリット

IIJmio(アイアイジェイミオ)のデメリットは以下の通りです。

  • 最低利用期間・違約金あり
  • 通信制限あり

最低利用期間・違約金あり

最低利用期間は利用開始日の翌月末日までです。

ただし音声通話対応SIMは、(12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円(税抜)の違約金が発生します。

利用開始月の翌月が1か月目となるため、たとえば2016年1月に利用開始し、2016年2月に解約すると11,000円の違約金が発生します。

通信制限あり

低速通信の状態(最大200kbpsでの通信時)で3日あたりの通信量が366MBを超えた場合、通信制限されることがあります。

IIJmio(アイアイジェイミオ)の料金一覧

IIJmio(アイアイジェイミオ)の「音声通話対応SIM」の月額料金をまとめました。

プラン名 月額料金 最大速度 高速通信
容量追加
通話料(国内) SIMカード枚数
ミニマムスタートプラン 1600円 375Mbps 200円/100MB 20円/30秒 2枚
ライトスタートプラン 2220円 375Mbps 200円/100MB 20円/30秒 2枚
ファミリーシェアプラン 3260円 375Mbps 200円/100MB 20円/30秒 10枚

そのほかのプラン別の料金や割引プランなど、料金に関する詳細は下記にまとめました。

→IIJmio(アイアイジェイミオ)のプラン別の料金やオプション料金のまとめ

IIJmio(アイアイジェイミオ)の評価まとめ

IIJmio(アイアイジェイミオ)の評価が高い理由は、なんといってもそのサービスの質の高さです。まず、ビックカメラの専用カウンターで即日受け取ることができます。対応するのは ビックカメラで販売しているパッケージシリーズのみですが、 大手の家電量販店で直接購入できるため、格安SIMを導入する敷居はかなり低くなるといえます。

また、留守番電話など基本機能に加えて、セキュリティに関する配慮や国際電話、バースト機能(最初だけサイトなどの読み込み速度を速くしてくれる機能)にも対応するなど、オプション機能も充実しています。

さらに10GB「ファミリーシェアプラン」では、今までの3枚から最大10枚までシェアSIMの枚数を拡大しており、 SIM追加手数料も2,000円と安いです。音声SIMにできるのは、そのうちの5枚のみですが、家族で使う分には十分ではないでしょうか。

IIJmio(アイアイジェイミオ)の評価の高さはサービスばかりではありません。肝心の通信速度に関しても問題ありません。

実際の通信スピードをテストしたところ、平日では12.32Mbps、休日では18.21Mbpsと特別高い数値を出したわけではないですが、実際にインターネットをする限りでは安定していました。

多<のMVNOと同様に3日間の容量制限(3日で366MB)は設けられていますが、実際には3日間制限に引っかかることはほとんどなく、ずっと高速通信をキープできていたのも魅力のひとつです。速度テストでは他の格安SIMに負けずとも劣らずといったところです。

このようにIIJmio(アイアイジェイミオ)は初心者にも上級者にもうれしい充実した内容で、ユーザーに寄り添ったサービスが評判の高さにつながっています。