Y!mobile(ワイモバイル)は、通信速度の速さが特徴の格安SIMです。
さらにY!mobile(ワイモバイル)の評価が高い理由としてあげられるのが、10分以内の通話が300回まで無料という通話機能がある点です。
ほかの格安SIMに比べて月額料金が高めに設定されているのは、この無料通話分をプランの中にあらかじめ組み込んでいるためですが、通話料のお得度を考えるとコストパフォーマンスはかなり良いといえます。
基本的に格安SIMはかけ放題プランが少ないため、Y!mobile(ワイモバイル)は電話をよくかける人に安心しておすすめできる格安SIMです。
また、全国のY!mobile(ワイモバイル)ショップや家電量販店などで申し込みができる点や、キャリアメールが使えることもY!mobile(ワイモバイル)が支持される理由につながっています。
ここではY!mobile(ワイモバイル)の料金やメリット・デメリットなどを詳しく解説して、Y!mobile(ワイモバイル)を評価していきます。
初期手数料 | 3,000円 |
---|---|
1GBあたりの料金(税抜) ※音声対応SIMの場合 | 1,326円 |
100MBあたりのチャージ料金 | 100円 |
LTE回線 | Y!mobile |
容量別プラン数 | 3プラン |
最低利用期間 | データプラン:37か月 スマホプラン:2年間 |
違約金 | 9,500円 |
高速通信速度 | 機種により異なる |
低速通信速度 | 128Kbps |
通信制限(3日間制限) | あり |
バースト機能 | × |
高速通信オン・オフ | × |
データ容量繰り越し | × |
データシェアプラン | ○ |
090音声通話かけ放題 | ○ |
店頭申し込み | 独自店舗 |
即日開通 | 可能 |
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Y!mobile(ワイモバイル)のメリット
Y!mobile(ワイモバイル)に乗り換える最大のメリットは、何といっても通話が無料になるかけ放題プランがある点です。いくつか条件はありますが、電話をよく使う人にとってはベストな格安SIMといえます。
そのほかでは非常にお得なワンキュッパ割や、速い通信速度、iPhoneを格安で入手可能など魅力的なサービスを豊富に取り揃えております。
- スマホ満足度No.1
- ほかの格安SIMよりも優秀な通信速度
- 万全なサポート体制
- 「快適モード」で容量を自動チャージ
- 太っ腹な通話料無料
- お得なワンキュッパ割
- マイレージでデータ量が無料
- Tポイントをゲットできる
- 家族割引サービス
- データ容量2倍オプション
- 故障安心パックプラス
- シェアプラン
スマホ満足度No.1
Y!mobile(ワイモバイル)はサービス産業生産性協議会の2016年度JCSI(日本版顧客満足度指数:Japanese Customer Satisfaction Index)第3回調査による携帯電話、スマートフォンカテゴリーにおける顧客満足度でナンバーワンに輝きました。
大手キャリアも含んだ上での評価ですので、あらゆる人に喜ばれる格安SIMといっていいでしょう。
調査期間:2016年7月6日〜8月3日
回答者数:22,118人
対象業種:携帯電話(大手3キャリア含む)
通信速度が速い
何よりも通信速度を重視するなら、Y!mobile(ワイモバイル)は他に選択肢はないほど高い数値を出しています。特に平日の実行速度に関しては、2位の楽天モバイルの22.67Mbpsよりも11.44Mbpsも速い34.11Mbpsを出しており、ウェブページの閲覧も動画再生も難なくこなせていました。
ワイモバイル(Y!mobile)の平日の速度
- 1位 Y!mobile:34.11Mbps
- 2位 楽天モバイル:22.67Mbps
- 3位 UQ mobile:19.96Mbps
唯一、平日の速度テスト結果で30Mbps以上を記録。休日のダウンロードテストでは3秒台と驚異的な記録を出しました。
平日も休日もスムーズにネット通信が可能です。速度重視なら間違いなくY!mobile(ワイモバイル)がおすすめ!
ICT総研 格安スマホ&大手携帯キャリア通信速度実測調査
東名阪・主要待ち合わせスポット 計120地点の下り平均速度(2015年8月21日〜8月30日)
ソフトバンクグループの高品質ネットワークで、トップクラスの高速通信を実現しています。
安心のサポート体制
Y!mobile(ワイモバイル)は全国に約1,000店舗ほど用意されています。実際にスマホを見ることができ、即日開通も可能です。
また、故障した際の代替機の貸し出しなど、なにか不測の事態が起こった時に実店舗があるおかげで、大手キャリア並のサービスを受けられる安心感があります。
「快適モード」でストレスいらず
「快適モード」に設定しておくとデータ容量がなくなった際に、自動的にチャージして高速通信を利用することができます。
この機能によって、「いつの間にか低速通信になっていた」ということがなくなり、ストレスなくネットをすることができます。
また、チャージの上限回数を設定することができますので、お金を使いすぎることもないため安心です。スマホプラン、データプランともに利用できます。
通話料が無料
Y!mobile(ワイモバイル)は、他社携帯から固定電話まで、1回あたり10分以内であれば通話料が無料になるサービスを展開しています。
10分を超えそうな時は、その都度電話を切ってかけ直す必要がありますが、このサービスは月に300回までと太っ腹な内容で、合計すると毎月50時間は無料で通話ができる内容になっており、実質的に通話し放題といえるサービスです。
また、090の電話回線を使用するため、安定した通話が可能です。
なお、万が一300回を超過した場合は20円/30秒の通常料金になりますので注意しましょう。
「スーパー誰とでも定額」で無制限で通話が可能
無料通話の1回10分という制限が気になる人は、スマホプランに月額料金に追加で1000円をプラスすることで、時間も回数も無制限でかけ放題となる「スーパーだれとでも定額」を利用しましょう。
1000円という金額は少々ネックですが、20円/30秒の通話料金で40分間電話で話すと1600円になるのが、定額プランならずっとプラス1000円でかけ放題になります。
通話時間25分前後が損得ラインです。10分以内無料を考慮して「10分以上の通話を計25分以上する人」は利用した方がお得になります。
お得なワンキュッパ割
テレビCMで知っている人も多いと思いますが、Y!mobile(ワイモバイル)のワンキュッパ割はとてもお得なキャンペーンです。新規、または他社からの乗り換えでスマホプランの契約をした人が対象のキャンペーンです。
契約翌月から1年間月額料金が1000円引きになり、お得度はかなり高いです。しかも2年間データ容量が2倍になるというまさに至れり尽くせりなキャンペーンといえます。
マイルを貯めれば追加でデータ容量がもらえる
Y!mobile(ワイモバイル)では「パケットマイレージ」で、「マイル」と呼ばれるポイントを貯めることでデータ量を無料で追加できます。
マイルは、スマホ版Yahoo!JAPANのトップページにアクセスすることで定期的に貯めることができます。(繰り越しは不可)
マイルの貯め方
- ■Yahoo!JAPANのトップページへアクセス
- プランS:1マイル、プランM:3マイル、プランL:7マイル
- ■Yahoo!ショッピングなどで買い物
- 1つ購入につき10マイル
- ■Yahoo!JAPANアプリ初回ログイン
- 初回のみ80マイル
などのマイルの取得方法があります。
マイルからデータ容量への引き換え
ブロンズ(80〜199マイル) | 500MBもらえる |
---|---|
シルバー(200〜399マイル) | 1GBもらえる |
ゴールド(400〜599マイル) | 5GBもらえる |
プラチナ(600マイル〜) | 無制限 |
家族割引サービス
複数の回線を、家族で利用する場合、指定の料金プランにて契約すると、2回線目以降の各基本使用料が毎月500円の割引になります。(最大9回線まで割引が適用)
※家族の条件とは、ご家族(血縁・婚姻)、または同住所(生計を同じくしている)が確認できること。
データ容量2倍オプション
スマホプランに、このオプションを追加すると、高速データ通信量が2倍になります。月額料500円を追加で支払えば、スマホプランMなら3GBが2倍の6GBになり、余裕をもってインターネットを楽しむことができます。
対象料金プラン:スマホプランS/M/L、スマホベーシックプランS/M/L
ただし、データ容量が2倍になる、ほかのキャンペーンと併用できません。たとえばワンキュッパ割を適用されている人はデータ容量が2倍になっているため、このキャンペーンは適用されません。
故障安心パックプラス
「故障安心パックプラス」は、スマートフォンやタブレットなどを利用中に故障、水濡れ、盗難に会った際の保証はもちろん、ネットを利用中にウィルスに感染した際の補償や、故障、水濡れなどの際にデータを復旧するサービスをまとめて提供するオプションサービスです。
- 故障保証サービス
- 水濡れ・全損保証サービス
- 電池パック無料サービスまたは内蔵バッテリー交換修理割引サービス
- 盗難・紛失保証サービス
- 破損保証サービス
- セキュリティトラブル補償
月額690円で大手キャリア並みの保証が受けられますが、指定されたスマートフォン、タブレットなどを購入した際に同時に申し込まなければなりませんので、ご注意ください。
シェアプラン
シェアプランとは「スマホプランS/M/L」または「データプランS/L」に加入すると、データ通信容量をほかのスマホやタブレットなどでシェアすることができるプランです。
最大3枚のSIMカードが使え、他社のSIMフリーの端末にも利用できます。
プラン | 月額料金 |
---|---|
スマホプランS(1GB) | 2,980円 |
スマホプランM(3GB) | 3,980円 |
スマホプランL(7GB) | 5,980円 |
例えば5,980円の「スマホプランL」を契約した場合、ほかのスマホ2台を加えた計3台で7GBを分け合い、月額料金は5,980円のままで運用できます。
Y!mobile(ワイモバイル)のデメリット
Y!mobile(ワイモバイル)のデメリットは以下の通りです。
- 山間部や地方はつながりにくい
- 最低利用期間が長い
- 通信制限がある
山間部や地方はつながりにくい
Y!mobile(ワイモバイル)はソフトバンクと旧E-mobileの回線を利用しており、都市部ではネット速度はとても安定していて速いと評判ですが、ドコモ回線と比べると地方や山間部はつながりにくいため、都市部以外の人が利用する際は注意が必要です。
最低利用期間が長い
たいていのMVNOの最低利用期間は長くても1年ほどですが、Y!mobile(ワイモバイル)はスマホプランの場合、大手キャリアと同様に2年となります。さらにデータプランの場合はなんと3年になり、とても長いのが特徴です。
違約金はともに9,500円と高額ですのでご注意を。
通信制限がある
3日間で約3GB以上を利用した場合、混雑回避など通信品質の確保のために、通信速度が128Kbpsに制限されます。
Y!mobile(ワイモバイル)の料金一覧
Y!mobile(ワイモバイル)の「音声通話対応SIM」はスマホプランと呼ばれます。
そのスマホプランには3つのコースがあり、それぞれの料金をわかりやすくまとめました。
スマホプラン(音声通話対応SIM)の料金
プラン名 | 月額料金 | 最大速度 | チャージ料 | 通話料(国内) | SIM枚数 |
---|---|---|---|---|---|
スマホプランS (1GB) |
2,980円 | 112.5Mbps | 500円/500MB | 20円/30秒 (1回10分、月300回無料) |
3枚 |
スマホプランM (3GB) |
3,980円 | 112.5Mbps | 500円/500MB | 20円/30秒 (1回10分、月300回無料) |
3枚 |
スマホプランL (7GB) |
5,980円 | 112.5Mbps | 500円/500MB | 20円/30秒 (1回10分、月300回無料) |
3枚 |
ワンキュッパ割適用時は上記の月額料金から1年間1,000円割引、データ容量2年間2倍になりますので、例えばスマホプランSの場合2,980円から1,980円になります。
※LTEエリアは下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsですが、機種により最大通信速度は異なります。
そのほかのプラン別の料金や割引プランなどの詳細は下記にまとめました。
Y!mobile(ワイモバイル)の評価まとめ
Y!mobileは優秀な通信速度と充実したサービス内容、そして特に電話をよくかける人に評価される格安SIMです。
まず注目すべきはやはりその驚異的な通信スピード。速度テストをしたところ、平日では34.11Mbpsとダントツの数値を記録し、ダウンロード速度も申し分ないスピードでストレスいらずでした。
ソフトバンクのサブブランドに位置し、独自(ソフトバンク)回線を持つY!mobile(ワイモバイル)は、料金面はほかの格安SIMよりも高めに設定されています。そのため価格で他社と比較すると多少割高感がありますが、1回10分以内、月300回までの無料通話は他社にはない唯一の機能です。
かけ放題プランがない格安SIMに乗り換える際に、通話料が気になって一歩踏み出せない人が多くいるかもしれませんが、Y!mobile(ワイモバイル)なら1回10分とはいえ月に50時間も無料通話ができ、さらに月額料金にプラス1,000円追加すれば時間も回数も無制限のかけ放題になります。
電話をよくする人にとってはこれ以上最適な格安SIMはないといっても過言ではありません。
またパケットマイレージなどのオプション機能の充実や、「ワンキュッパ割」を筆頭に「スマホプラン割引」など、お得なサービスが展開されていることも注目のポイントです。
特にワンキュッパ割は、月額料金を1年間1,000円下げるだけでなく、さらにデータ容量を2倍にしてくれる非常にお得感の高いサービスとなっています。
そのほかの点では、Yahoo!プレミアムの会員特典が使い放題となる「Enjoyパック(月額500円)」などのサービスもあります。
以上の点からY!mobile(ワイモバイル)は通信速度はもちろん、通話面でも大手キャリアから違和感なく乗り換えられます。なお無料通話に関してはUQモバイルも取り入れていますが、通信速度を考えれば通話重視の格安SIMとしてはY!mobile(ワイモバイル)がベストな選択でしょう。
Y!mobile(ワイモバイル)より安く運用できる格安SIMはほかにもありますが、速度よし、通話よし、充実した定額プランなど総合的に見て評価の高い格安SIMといっていいでしょう。