毎月のスマホ料金を安くするために、格安SIMや格安スマホを購入したいと考えている人はとても多くいます。
しかし、格安SIMはとても種類が多く、また契約に必要な手続きなど、なにから手をつけてよいか分からないという声をよく聞きます。

そこでここからは、初めて格安SIMに乗り換える人のために必要な基礎知識や事前準備などを6つのステップに分けて詳しく解説していきます。
格安SIMへの乗り換えで失敗したと後悔しないためにも、これらの知識を頭に入れておきましょう。

スポンサーリンク

格安SIMへの乗り換える前に準備しておくこと

ここからは、大手キャリアから格安SIMへの乗り換え手順を解説します。
大まかな流れは「MNP予約番号を取得」→「スマホを準備」→「SIMを購入」→「利用申し込み」→「接続設定」を経て格安SIMを利用できるようになります。

「SIMの購入」では、電話をかけられる音声通話対応SIMと、通話ができないデータ通信専用SIMがありますが、基本的な手順はほぼ同じです。格安SIMを利用するスマホ(端末)を用意し、SIMカードを購入(契約申し込み)して、最後に接続設定をします。

ただし、電話番号を変えずに他社へと乗り換えたい場合は、MNP(ナンバーポータビーリティ制度)を利用するためのMNP予約番号を取得しなくてはなりません。

格安SIMへの乗り換え手順

格安SIMへの乗り換え手順を、よくあるケースを例にして解説します。

よくあるケースで考えられるのは、MNPを利用して音声通話対応SIMに乗り換えるケースです。大手キャリアで使っていた電話番号をそのまま格安SIMに引き継ぎたい人はこの方法を試しましょう。

音声通話対応SIMを契約する場合に注意したいのは、家電量販店の店頭やネットショップで通話対応SIMのパッケージを購人しても、すぐには使えないケースがあることです。店頭サービスを行っている一部のMVNO業者を除くと、販売されている多くのパッケージにはSIMが入っておらず、乗り換え希望のMVNO業者のウェブサイトで申し込んでからSIMが送付されます。

ショップへの行き帰りを考慮すると、MVNO業者のウェブサイトで直接購人するほうが、手間がかからず早く手元に届くことが多いです。また、選べる格安SIMに制限がありますが、家電量販店などの実店舗で直接契約する方法もあります。

このように格安SIMに乗り換えるには前もって考えておかなければならないことがいくつかもあります。格安SIMへの乗り換えで後悔しないように、以下では頭に入れておきたい内容を6つのステップで解説しました。

「音声通話対応SIM」か「データ通信専用SIM」を選ぶ

格安SIMに乗り換えた後でも、これまで利用していたスマホの電話番号を利用するかどうか決めましょう。格安SIMでもMNPを利用して電話番号を引き継ぐことができます。

MNPを利用して携帯電話番号を利用する場合は「音声通話対応SIM」を選びます。
ネットやメール、LINEなどのデータ通信のみで、音声通話が必要ない人は「データ通信専用SIM」を選びます。このことから電話をする人は、「音声通話対応SIM」を購入する必要があります。

  • 電話が必要な人:音声通話対応SIM
  • 電話が必要ない人:データ通信専用SIM

音声通話対応SIMか、データ通信専用SIMかどちらか決めよう

1か月分の通話時間やデータ通信量がどれくらいか把握

次に、1か月分の通話時間やデータ通信量がどれくらいなのか調べましょう。
格安SIMには各社それぞれが各ユーザーの利用シーンに合わせられるように数多くのプランを用意しています。

そして選んだプランによって1か月間に利用できる通話時間やデータ通信量の上限が設定されているのが基本です。注意したいのは上限をオーバーすると予定していたよりも通信費が高くなることがあることです。

そこで、自分が実際に1か月間で使っている通話時間やデータ通信量を事前に把握しておくことで、最適な容量のプランを選ぶ事ができるようになります。

1か月分の通話時間やデータ通信量を調べよう

スマホのSIMのサイズを確認

格安SIMを使う予定のスマホのSIMスロットを調べて、SIMのサイズを確認しておきましょう。
購入した格安SIMのサイズとスマホのSIMスロットの大きさが異なっていると差し込めませんから、当然使うことはできません。
SIMカードは「microSIM」「nanoSIM」「標準SIM」の3種類があります。

使っているスマホのSIMのサイズを調べよう

SIMフリースマホかSIMロックがかかっているか確認しよう

その他にも、SIMフリースマホかSIMロックがかかったスマホかどうかなどのチェックが必要となります。SIMロックがかかっていればSIMロックを解除する必要がある場合があります。
格安SIMと格安スマホを同時に新規で購入するという人は、特に確認する必要はありません。

SIMフリースマホかSIMロックスマホか調べよう

電話番号を引き継ぐならMNPを利用

また、電話番号を引き継ぐ場合は、乗り換え前に契約しているキャリアでMNP予約番号を発行してもらう必要があります。MNPとは「モバイル・ナンバー・ポータビリティ」の略です。これは現在の携帯電話番号を変えることなく、番号はそのままで他のSIMに乗り換えられるサービスです。MNPが発行できる場所や発行に必要なものを前もって知っておくと、スムーズに電話番号の引き継ぎがおこなえます。

電話番号を引き継ぐならMNPの予約番号を発行してもらおう

格安SIMの購入場所を決めよう

最後に、インターネットで購入するか実店舗で購入するか決めましょう。格安SIMに関する知識があればインターネット経由で購入して、自分で初期設定を済ませます。初心者の人は家電量販店や独自店舗で初期設定までしてもらいたい人もいるでしょう。
ただし利用したいMVNO業者のなかには、実店舗で購入できないものもあるので注意しましょう。

格安SIMの購入場所をどこにするか決めよう

格安SIM購入前に確認しておきたい6つのステップまとめ

格安SIMを購入する前に確認しておきたい事項を6つのステップに分けて解説してきました。購入後に後悔しないためにも事前準備はしっかりとしておきましょう。

  1. 利用するSIMカードを決めよう
  2. 現在の通話時間とデータ使用量を調べる
  3. 使う予定のスマホのSIMスロットを調べる
  4. 使う予定のスマホがSIMフリースマホかSIMロックスマホか調べる
  5. 電話番号を引き継ぐならMNP予約番号を発行してもらおう
  6. 格安SIMの購入場所を決めよう

おすすめの格安SIM

mineo(マイネオ)

mineoはドコモ回線とau回線のどちらも利用できるマルチキャリア対応の格安SIMです。

そのため、ドコモまたはauのスマホを持っているユーザーはSIMロック解除することなく気軽に利用することができます。

選べるプランに関しては「音声通話込み」と「データ通信のみ」でそれぞれ5プラン用意されており、500MBから10GBまでのデータ容量の幅があるため、ネットを余り使わないライトユーザーからネットをよく使うヘビーユーザーまであらゆるユーザーにおすすめできます。

また、データ容量が不足した際は、家族や友人など誰とでもパケットを分け合える「パケットギフト」があります。
さらに、ユーザー間でデータ容量を共有できるフリータンクが用意されており、月に1GBまで無料でデータ容量をチャージすることができるmineo独自のユニークなサービスもあります。

バースト機能やデータ繰り越し、データシェアなど、他社が展開している便利な機能は網羅されており、ライトユーザーからヘビーユーザまで満足できる格安SIMです。

どの格安SIMにするか迷ったらまずはmineoを選ぶことをおすすめします。

mineoの申し込みから設定・開通の手順を下記でまとめましたので、mineoに申し込む際に参考にしてください。

iPhoneでmineoの申し込みから設定・開通までの全手順を解説

イオンモバイル

イオンモバイルは料金の安さとプランの多さが評判の格安SIMです。

音声通話対応SIMが11種、データ通信専用が10種、シェア対応が8種あり、全てをあわせて29種類ものプランが用意されています。

選べるデータ容量の幅も500MBから50GBと幅広く展開されているため、ネットをたくさん使う人からそれほど使わない人まで多くの人に最適なプランが必ず見つかります。

さらに月額料金はデータ通信専用プランなら1GBプランが480円/月〜と激安価格です。チャージは月に1GBのみという条件付きですが、480円とこちらも安い料金設定になっています。

全国200店舗以上あるイオンで直接申し込みや相談ができるのも大きなメリットです。
即日開通できる点を謳ってはいますが、混雑状況によっては不可になってしまうことがあるので、申し込みの際は電話で問い合わせてからにした方がよいでしょう。

UQ mobile(UQモバイル)

UQ mobileはau回線の格安SIMです。au回線を扱っているMVNOはまだ少ないためauユーザーにとっては、うれしいメリットではないでしょうか。

ネット通信はWiMAXだけあって、非常に安定していて高速です。

さらにUQ mobileの特徴として、音声通話が非常にお得です。
月額料金に無料通話分が含まれているため高額に見えますが、電話をよくかける人は結果的に大変安くなります。

最低利用期間が長い(2年)点と選べるプランが少ない点がデメリットですが、そこが気にならないのであれば、非常におすすめな格安SIMです。

Y!mobile(ワイモバイル)

ワイモバイルの最大の特徴は、月に10分以内の通話が300回まで無料の音声通話プランがある点です。

格安SIMの音声通話料金は基本的に20円/30秒のため、通話料金が気になって格安SIMに乗り換えられなかった人がいるかと思います。

1回10分という制限はありますが、50時間/月も無料通話することができるので、仕事などで電話をよくかける人にとっても最適な格安SIMだと思います。

無料通話分が含まれているため、ほかの格安SIMに比べると割高ですが、「ワンキュッパ割」を筆頭に「スマホプラン割引」など、お得なサービスが充実している点も注目です。

速度よし、通話よし、充実した定額プランなど、総合的に見て評価の高い格安SIMです。

楽天モバイル

楽天モバイル、大手ネットショップ「楽天市場」が運営している格安SIMです。

毎月支払う月額料金で楽天スーパーポイントを貯めることができます。そのほかにも楽天市場でお買い物をした際のポイントが2倍になるなど、楽天をよく利用するユーザーに特におすすめの格安SIMです。

1GBあたりの月額料金は他の格安SIMに比べて比較的安く、さらに初回のみ月額料金が無料になるなど、価格面において他の格安SIMを一歩リードしている印象です。

ただし、データ容量が不足した際のデータチャージ料金がやや割高なのに注意が必要です。

格安SIMの弱点である音声通話は、楽天でんわを使えば5分以内の国内通話が何度でも無料※です。
※月額850円
090の電話回線ですので、通信品質は問題ありません。

さらに独自店舗も用意されているので、なにか問題があった際も気軽に相談できて安心です。