イオンモバイルは業界最安値といっていいほど低価格なのが評判の格安SIMです。

豊富なプランはどれも最安値圏内で、データ容量が1GBのプランを480円/月で利用でき、さらに最低利用期間と違約金がないため、気軽に試せる格安SIMをとなっています。

サービス面ではシェアプランやデータ繰り越しといった標準的な機能もしっかり完備し、全国のイオンの店舗で即日開通できる手軽さもイオンモバイルの評判の高さにつながっています。

プラン数、基本料金、チャージ料、全てが安くて、弱点を見つけるのが難しいくらいによくできた格安SIMといっていいでしょう。

ここではイオンモバイルの評判が高い理由を詳しく解説していきます。

初期手数料3,000円
1GBあたりの料金(税抜)
※音声対応SIMの場合
395円(音声通話対応4GB:1580円の場合)
100MBあたりのチャージ料金48円
LTE回線ドコモ
容量別プラン数11プラン
最低利用期間なし
違約金なし
高速通信速度375Mbps
低速通信速度200kbps
通信制限(3日間制限)あり
バースト機能
高速通信オン・オフ
データ容量繰り越し
データシェアプラン
090音声通話かけ放題×
店頭申し込み独自店舗
即日開通可能

スポンサーリンク

イオンモバイルの評判がよい理由

以前は各MVNO(格安SIMを取り扱う事業者のこと)代理店という立場を取っていたイオンでしたが、満を持してイオンモバイルとして自社展開を始めました。イオンのMVNO参入は発表時からとても注目度が高く、発売開始当日の2016年2月26日には多くの契約が殺到しました。

契約が殺到した影響で、店頭とネットでの受け付け申し込みが停止されたり、受け付け再開後も開通に時間がかかるなどのトラブルはありましたが、非常に充実したサービス内容と魅力的な低価格により、引き続きユーザーの熱い視線を集めています。

料金表を見てまず目につくのが豊富な料金プランです。

データ専用で10種、音声対応で11種、シェア対応で8種、全てをあわせるとなんと29種類ものプランが用意されています。選べる容量の幅も500MBから50GBと幅広く、データ専用プランなら1GBプランは480円/月〜と激安です。

データ通信専用プラン:10種類 480円/月〜
音声対応プラン:11種類 1,180円/月〜
シェアプラン:8種類 1,780円/月〜

少量しか使わない人も、大容量データを使いたい人も幅広いプランから選択でき、しかも他社よりもお得な料金設定ですから人気があるのもうなずけます。

高速データ通信容量の追加でチャージできるのは1GBのみですが、価格は480円とこちらも激安。100MBあたりで計算すると、なんと48円となり、他社が安くても100円/100MBであることを考えるととても安いことがわかります。

最低利用期間がない点も人気のポイントで、複数枚のSIM発行にも柔軟に対応してくれ、実店舗での即日受け取りもOKと、まさに至れり尽くせりです。

ただし、最低利用期間がないとはいえ、MNP転出料が契約後180日以内だと8,000円と高額であることや、即日対応をうたっていますが、混雑により状況によっては翌日、または時間の締め切りが早まる場合などがあります。

実際に時間内であったにもかかわらず「混雑のため」とSIMの受け取り・開通に中1日空いてしまったという報告も。契約する際は事前に店舗に電話して確認しておくと安心です。

イオンモバイルを選ぶメリット

イオンモバイルを選ぶメリットを簡単にまとめると以下のようになります。

  • データ専用、音声対応、シェア対応で29種類の豊富な料金プラン
  • 1GBプランは480円/月など業界最安値
  • 最低利用期間なし、違約金なし
  • 分割払い手数料ゼロ
  • 200店舗以上の実店舗での販売・サポート・即日開通
  • 余ったデータ容量を次月に繰り越し可能
  • 高速通信のオン・オフ切り替え
  • バースト機能あり
  • 050発信のIP電話かけ放題プラン
  • 初期設定必要なし

29種類の豊富な料金プラン

480円/月(データ1GBプラン)~11,100円(シェア音声50GBプラン)まで全29種類の料金プランが用意されています。

ネットをあまり使わないライトユーザーから、ゲームやネットサーフィンしまくりのヘビーユーザーまで、多くの人にぴったりのプランがきっと見つかります。

大容量のシェアプランもおすすめ

そのほかのプランと同様に多くのバリエーションを展開しているイオンモバイルの「シェア音声プラン」。SIMカードは最大3枚まで対応可能ですが、3枚のうち1枚を音声通話対応SIMにする必要があります。

月額料金は、SMS機能付きSIMで140円、音声通話対応SIMで700円を、データ通信専用SIMの料金に上乗せしたものになります。

最低1枚は音声通話対応SIMにする必要がありますが、データ容量は最大で50GBとなっており、ほかのMVNOのシェアプランでは容量が足りないという人におすすめです。

プラン名 容量 月額料金
シェア音声4GBプラン 4GB 1,780円
シェア音声6GBプラン 6GB 2,280円
シェア音声8GBプラン 8GB 2,980円
シェア音声12GBプラン 12GB 3,580円
シェア音声20GBプラン 20GB 6,280円
シェア音声30GBプラン 30GB 8,280円
シェア音声40GBプラン 40GB 11,100円
シェア音声50GBプラン 50GB 15,100円

業界最安値

1GBプランは480円/月など業界最安値を誇っています。

ほかの格安SIMの料金の相場は音声通話対応で1GBあたり550円弱といったところなので、イオンモバイルの料金は格安といっていいと思います。

チャージ料金が激安

契約したデータ定額プランのデータ容量がなくなった時に、追加でデータを購入できる「チャージ」と呼ばれるオプションサービスがあります。

この「チャージ」の料金の相場は200円/100MBですが、イオンモバイルではチャージできるデータ量は1GBのみですが480円という激安価格です。

なんと100MBあたり48円と相場の1/4以下でチャージできます。

最低利用期間、違約金なし

イオンモバイルでうれしいサービスのひとつが、最低利用期間と違約金が発生しないことです。最低利用期間、違約金なしというシステムを採用しているのは、マイネオとイオンモバイルくらいです。

もし、契約した後にさまざまな事情ですぐに解約したくなった時も安心です。しかしMNP転出をおこなう際、契約から180日以内だと8,000円の手数料がかかってしまいます。

この点にだけ注意しておけば、イオンモバイルは気軽にお試し感覚で契約できる格安SIMといえます。

分割払い手数料ゼロ

イオンカードでスマホを24回分割払いで購入すると、手数料はなんとゼロに!
分割払い手数料はイオンが全額負担。
※一部店舗、一部スマートフォンに対象外あり

全国約200店舗のイオンで気軽に購入できる

北海道から沖縄まで、約200店舗のイオンにイオンモバイル専用カウンターを用意して対応しています。(2016年4月現在)

全国にあるイオンで気軽に相談・契約できるのは大きな魅力です。

ただし混雑状況によっては即日乗り換えが不可になることがあるので、事前に連絡して対応可能か確認しておくと良いと思います。

データ容量を繰り越せる

当月に余った高速通信データの容量を次月に繰り越すことができます。データ容量を無駄にすることがないため、安心してネットを楽しむことができます。

ただし、チャージしたデータは次月に繰り越せないので注意が必要です。

高速通信のオン・オフ切り替え

データ容量を節約できる方法のひとつとして重宝するのが、高速通信をオンオフできる切り替え機能です。

SNSのチェックやテキストベースのWebサイトの閲覧程度ならどう即通信は必要ないので、低速モードにしてデータ容量を消費しないようにしましょう。

バースト機能

「バースト機能」とは、データ容量を使い切ってしまい低速通信に切り替わっても、サイトの読み込みの際に最初だけ読み込み速度を速くしてくれる便利な機能のことをいいます。

低速通信でも多少なりともストレス軽減に役立つこと間違いなしです。

かけ放題プラン

格安SIM最大の弱点は20円/30秒もする電話料金の高さ。

月々の支払に追加で1,500円支払えば、日本国内24時間電話がかけ放題になります。電話をよくかけるので格安SIMに乗り換えられないというユーザーに嬉しいプランです。

ただし050発信のIP電話なので、090発信の音声品質に比べて劣るのが玉にキズといったところでしょうか。

初期設定必要なし

SIMフリーのスマホは、設定が面倒そうという声をよく聞きます。

実際は全然そんなことはなく簡単なのですが、やったことがないと何かと不安なので、そのような声が聞かれるのだと思います。

イオンモバイルのSIMフリーのスマホは初期設定をイオンがしているためそのまますぐに利用できます。

そのほか便利なオプションを網羅

留守電や割り込み電話など、キャリアのスマホでは当たり前の機能をしっかり完備しています。

そのほかウイルスチェックなどのセキュリティ系や電話サポート、端末補償など“ないと困る”であろうオプションはほぼ全て対応しています。

割込み電話 200円/月
留守番電話 300円/月
電話サポート 300円/月
ウィルスチェック 150円/月

イオンモバイルのデメリット

  • MNP転出で違約金が発生する場合がある
  • 通話し放題のプランがIP電話
  • 混雑状況によって即日対応が不可に
  • 3日間制限あり

MNP転出で違約金が発生する場合がある

基本的にイオンモバイルはデータ専用のSIMはもちろん、音声通話対応SIMにおいても契約期間の縛りや違約金は発生しません。

ただし、契約から180日以内にMNP転出をする場合は違約金として8,000円かかるので注意が必要です。

通話し放題のプランがIP電話

月々の支払に追加で1,500円支払えば、日本国内24時間電話がかけ放題になります。

しかし090発信の音声通話に比べて品質の低いIP電話なので、場所や時間帯によっては会話の途中で音声が聞きづらいことも。

即日開通が不可の場合も

申し込みは店舗でもインターネットからでもおこなえます。即日開通は全国のイオンカウンターで対応していますが、すべての店舗で対応している訳ではありません。

また、混雑状況によっては作業の完了が翌日以降にずれ込む可能性もあります。即日開通できるかどうか知りたい場合は、店舗を訪れる前に電話で確認しておくとよいでしょう。

3日間制限あり

3日間の通信量が366MBを超えた場合、通信速度を低速通信(200Kbps)に制限する場合があります。

イオンモバイルの料金一覧

イオンモバイルの「音声通話対応SIM」の月額料金を一覧表にまとめました。

プラン名 月額料金 最大速度 高速通信
容量追加
通話料(国内) SIMカード枚数
音声500MBプラン 1180円 300Mbps 480円/1GB 20円/30秒 1枚
音声1GBプラン 1280円 300Mbps 480円/1GB 20円/30秒 1枚
音声2GBプラン 1380円 300Mbps 480円/1GB 20円/30秒 1枚
音声4GBプラン 1580円 300Mbps 480円/1GB 20円/30秒 1枚
音声6GBプラン 1980円 300Mbps 480円/1GB 20円/30秒 1枚
音声8GBプラン 2680円 300Mbps 480円/1GB 20円/30秒 1枚
音声12GBプラン 3280円 300Mbps 480円/1GB 20円/30秒 1枚
音声20GBプラン 5980円 300Mbps 480円/1GB 20円/30秒 1枚
音声30GBプラン 7980円 300Mbps 480円/1GB 20円/30秒 1枚
音声40GBプラン 10800円 300Mbps 480円/1GB 20円/30秒 1枚
音声50GBプラン 14800円 300Mbps 480円/1GB 20円/30秒 1枚

そのほかのプラン別の料金や割引プランなどの詳細は下記にまとめました。

イオンモバイル プラン別料金まとめ

イオンモバイルの評価まとめ

イオンモバイルは料金の安さとプラン数の多さで高い評価を得ている格安SIMです。

音声通話対応で11種、データ通信専用で10種、シェア対応で8種で、全てをあわせると29種類ものプランが用意されています。

選べるデータ容量の幅も500MBから50GBと幅広く展開されているため、ネットをたくさん使う人からそれほど使わない人まで多くの人に最適なプランが用意されています。

さらに月額料金に関してはデータ通信専用プランなら1GBプランが480円/月〜と激安価格です。チャージは月に1GBのみという条件付きですが、480円とこちらも安い料金設定になっています。

全国200店舗以上あるイオンで申し込みや相談ができるので、何か困った時は非常に心強い。
即日開通できる点を謳ってはいますが、混雑状況によっては不可になってしまうことがあるので、申し込みの際は電話で問い合わせてからにした方がよいでしょう。