格安SIMを購入するには、家電量販店などの実店舗で購入する方法とインターネット経由で購入する方法があります。それぞれの購入方法によって向いている人、不向きの人がいますので、それぞれの特徴を把握してから購入場所を決めましょう。
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格安SIMの購入場所を決めよう
格安SIMを購入する場合、実店舗で購入するかインターネット経由で購入するかをまずは決めます。
格安SIMはヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店や楽天モバイルショップなどの各MVNOの実店舗のほかに、AmazonやMVNOの公式サイトなどのネット経由で購入することができます。
格安SIMに詳しい人はネットから直接購入しても問題ないですが、初めて格安SIMを購入する人は店舗での購入が安心です。
格安SIMを実店舗で購入する
格安SIMを購入する方法はネットで購入するのが一般的な方法ですが、初めて格安SIMを購入する人は、どの格安SIMが自分に合っているのかを判断するのは、なかなか難しいと思います。そんな人は直接店舗へ足を運んで、店員に色々相談しながら購入するのがおすすめです。
家電量販店の場合
ヨドバシカメラやビックカメラ、コジマ電気、ヤマダ電機といった大手家電量販店では、格安SIM専用のカウンターが用意されています。
専門の店員が格安SIMや格安スマホの説明をしてくれますので、SIMのサイズなどを間違って買ってしまう確率は少なくなるでしょう。
そのほかの店舗で購入するメリットといえば、即日開通できる点や、購入時にポイントがつくということが挙げられます。さらに有料にはなりますが、格安SIM購入後のSIMの取り付けやアクセスポイントの設定をしてくれるところもあります。
家電量販店で購入するメリットは「一度にさまざまな製品を比較できる」「店員にアドバイスをもらえる」「購入した当日から利用できる」といったことでしょう。特に格安SIMに詳しくない人は、店員さんからアドバイスがもらえる家電量販店が安心です。
MVNOの店舗の場合
家電量販店以外にも実店舗で格安SIMを購入することができます。イオンモバイルや楽天モバイルなどは独自の店舗を持つMVNOですが、家電量販店とは異なり、かなり専門的な質問にも答えてくれる安心感があります。さらに何か困った時に相談できる場所があるのもうれしいメリットです。
デメリットは、ほかの格安SIMと比較することができないといった点でしょう。
まだまだMVNOの店舗は少ないですが、徐々に増えつつあります。ほかの格安SIMと比較はできませんが、即時開通したいときや困ったときにかけこめるなどメリットも多いです。
店舗で格安SIMを購入するデメリット
では店舗で格安SIMを購入する際のデメリットはあるのでしょうか。
それは店舗で購入できる格安SIMの種類が限られてしまうというデメリットがあります。
各社さまざまなプランを続々とリリースしていますので、自身にとってお得なプランを見逃してしまう恐れがあります。
ヨドバシカメラで即日開通できる格安SIM
ヨドバシカメラでは格安SIM専用のカウンターが用意されており、複数のMVNO業者の格安SIMが用意されています。
店員にいろいろ相談して購入でき、即日開通も可能です。
即日開通可能なMVNO
- マイネオ（mineo）
- ワイヤレスゲート
- フリーテル（freetel）
- ワイモバイル
- ニフティ
- UQmobile
- OCN
- U-NEXT
- ビッグローブ（BIGLOBE）
ビックカメラで即日開通できる格安SIM
ビックカメラにも格安SIM専用のカウンター「BICSIMカウンター」が用意されています。しかし、基本的に即時開通可能な格安SIMは「BIC SIM」のみです。一部の店舗ではau回線の「UQmobile」も即日開通可能です。
即日開通可能なMVNO
- BICSIM
- UQmobile
格安SIMをインターネット経由で購入する
2つ目の方法はインターネット経由で格安SIMを購入する方法です。
わざわざ実店舗に行く手間がありませんので、仕事が忙しくて実店舗へ足を運んでいる時間がない人や、ある程度の知識がある人ならインターネットでの購入の方が便利です。
MVNOのウェブサイトやAmazonなどのネット通販サイトから購入することができ、24時間いつでも契約できますので、自分の好きなタイミングで契約して開通させることができます。さらに、実店舗での購入と違い、さまざまな格安SIMをじっくりと比較検討できるので、自分にあったプランを見つけやすいです。
格安SIMをネットから購入して自宅に届くまでのタイムラグがあるため、すぐに使えないというデメリットは考えられますが、SIMが到着すればMNP乗り換えでも電話の使えない時間は30分から1時間程度です。このことからネットからの購入で、日常生活に支障が出るということはないでしょう。
また、格安SIMに関しては、キャンペーンなどを実施していない限り基本的にどこで購入しても同じ金額です。
MVNOのWebサイトで購入
さまざまな格安SIMを比較・検討した上で、少しでもお得に格安SIMを購入したい場合は、各MVNOの公式サイトから購入するのがおすすめです。格安SIMを販売しているMVNO業者のほとんどはインターネットで格安SIMを販売しています。
事務手数料がかからないため、店舗で購入するよりも安く購入できるというメリットがあります。ただしネットから購入した場合、初期設定や開通作業を自分で行う必要があります。しかし、それらの設定はネットなどで情報を収集しておけば何ら難しいことはありませんので、忙しいくて実店舗に行く時間がない人は、ぜひネットからの購入をおすすめします。
Amazonや楽天などネット通販サイトで購入
Amazonや楽天などでも格安SIMを購入することができます。
基本的にMVNOのWebサイトで購入した場合と同様に、購入後自分の好きなタイミングに開通することができますが、自分で初期設定などをおこなう必要があります。また、開通期限内に各設定をしないと利用できなくなりますので、手元に届いたら素早く手続きをすることが必要です。
格安SIMの契約時に必要なもの
- 初期費用
- メールアドレス
- 免許証やパスポートなどの本人確認ができる書類
- クレジットカード
- MNP予約番号
格安SIMを契約する際は、携帯電話の契約のときと同様に、さまざまな書類が必要です。格安SIMにスムーズに乗り換えるためにも、必要な書類を下記で確認しておきましょう。
初期費用
格安SIMに乗り換えるのに必要な初期費用は、全社ほぼ3000円となっています。そのほかにかかる費用として考えられるのが、MNP（電話番号を変えずに他社のSIMに乗り換える）で転出する際の手数料です。
また、データ通信専用SIMから音声通話対応SIMへ変更する際も手数料がかかります。
メールアドレス
これまで使用してきた大手キャリアのメールアドレスは使えなくなりますので、格安SIMに乗り換える前にGmailなどのフリーで使用できるメールアドレスを用意しておきましょう。
免許証やパスポートなどの本人確認書類
店頭やネットで契約する際に必要なものとして、免許証やパスボートなどの「本人確認ができる書類」を用意しておきましょう。
また、インターネットで格安SIMを購入した場合は、届く書類に記載された契約画面にウェブでアクセスして、画面にしたがって必要事項を入力するのですが、このとき「本人確認ができる書類」をカメラで撮影して画像をアップロードする必要があります。
クレジットカード
格安SIMではクレジットカードでの支払いが一般的である点に注意しましょう。大手キャリアのように直接銀行から引き落としたり、支払い書をコンビニに持ち込んで支払いできるMVNOは少ないです。カード払いが基本ですので事前に準備しておきましょう。
MNP予約番号
以前使っていたスマホの電話番号を引き継いで利用したい場合は、前もって発行してもらったMNP予約番号を準備しておく必要があります。@docomo.ne.jpなどのキャリアメールは使えませんので、Gmailなどのフリーメールを用意しておきましょう。
おすすめの格安SIM
mineo（マイネオ）
mineoはドコモ回線とau回線のどちらも利用できるマルチキャリア対応の格安SIMです。
そのため、ドコモまたはauのスマホを持っているユーザーはSIMロック解除することなく気軽に利用することができます。
選べるプランに関しては「音声通話込み」と「データ通信のみ」でそれぞれ5プラン用意されており、500MBから10GBまでのデータ容量の幅があるため、ネットを余り使わないライトユーザーからネットをよく使うヘビーユーザーまであらゆるユーザーにおすすめできます。
また、データ容量が不足した際は、家族や友人など誰とでもパケットを分け合える「パケットギフト」があります。
さらに、ユーザー間でデータ容量を共有できるフリータンクが用意されており、月に1GBまで無料でデータ容量をチャージすることができるmineo独自のユニークなサービスもあります。
バースト機能やデータ繰り越し、データシェアなど、他社が展開している便利な機能は網羅されており、ライトユーザーからヘビーユーザまで満足できる格安SIMです。
どの格安SIMにするか迷ったらまずはmineoを選ぶことをおすすめします。
mineoの申し込みから設定・開通の手順を下記でまとめましたので、mineoに申し込む際に参考にしてください。
イオンモバイル
イオンモバイルは料金の安さとプランの多さが評判の格安SIMです。
音声通話対応SIMが11種、データ通信専用が10種、シェア対応が8種あり、全てをあわせて29種類ものプランが用意されています。
選べるデータ容量の幅も500MBから50GBと幅広く展開されているため、ネットをたくさん使う人からそれほど使わない人まで多くの人に最適なプランが必ず見つかります。
さらに月額料金はデータ通信専用プランなら1GBプランが480円／月〜と激安価格です。チャージは月に1GBのみという条件付きですが、480円とこちらも安い料金設定になっています。
全国200店舗以上あるイオンで直接申し込みや相談ができるのも大きなメリットです。
即日開通できる点を謳ってはいますが、混雑状況によっては不可になってしまうことがあるので、申し込みの際は電話で問い合わせてからにした方がよいでしょう。
UQ mobile（UQモバイル）
UQ mobileはau回線の格安SIMです。au回線を扱っているMVNOはまだ少ないためauユーザーにとっては、うれしいメリットではないでしょうか。
ネット通信はWiMAXだけあって、非常に安定していて高速です。
さらにUQ mobileの特徴として、音声通話が非常にお得です。
月額料金に無料通話分が含まれているため高額に見えますが、電話をよくかける人は結果的に大変安くなります。
最低利用期間が長い（2年）点と選べるプランが少ない点がデメリットですが、そこが気にならないのであれば、非常におすすめな格安SIMです。
Y!mobile（ワイモバイル）
ワイモバイルの最大の特徴は、月に10分以内の通話が300回まで無料の音声通話プランがある点です。
格安SIMの音声通話料金は基本的に20円／30秒のため、通話料金が気になって格安SIMに乗り換えられなかった人がいるかと思います。
1回10分という制限はありますが、50時間／月も無料通話することができるので、仕事などで電話をよくかける人にとっても最適な格安SIMだと思います。
無料通話分が含まれているため、ほかの格安SIMに比べると割高ですが、「ワンキュッパ割」を筆頭に「スマホプラン割引」など、お得なサービスが充実している点も注目です。
速度よし、通話よし、充実した定額プランなど、総合的に見て評価の高い格安SIMです。
楽天モバイル
楽天モバイル、大手ネットショップ「楽天市場」が運営している格安SIMです。
毎月支払う月額料金で楽天スーパーポイントを貯めることができます。そのほかにも楽天市場でお買い物をした際のポイントが2倍になるなど、楽天をよく利用するユーザーに特におすすめの格安SIMです。
1GBあたりの月額料金は他の格安SIMに比べて比較的安く、さらに初回のみ月額料金が無料になるなど、価格面において他の格安SIMを一歩リードしている印象です。
ただし、データ容量が不足した際のデータチャージ料金がやや割高なのに注意が必要です。
格安SIMの弱点である音声通話は、楽天でんわを使えば5分以内の国内通話が何度でも無料※です。
※月額850円
090の電話回線ですので、通信品質は問題ありません。
さらに独自店舗も用意されているので、なにか問題があった際も気軽に相談できて安心です。
