SIMの種類には「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類のサイズがあります。格安SIMを購入する際は、使用するスマホのSIMの形状と合ったものを選ぶ必要があります。

SIMのサイズによっては利用できない格安SIMもありますので、申し込む際には注意が必要です。
自分が使っているスマホのSIMスロットを調べて、どのサイズのSIMを使用しているのかを確認しておきましょう。

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SIMのサイズ

格安SIMを購入するときに注意したいのがSIMのサイズです。スマホのSIMスロットと購入するSIMのサイズが異なると利用できません。

現在使っているスマホに格安SIMを差し替えて使うユーザーは、SIMのサイズを事前に確認しておきましょう。SIMのサイズは一般的に「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3サイズがあります。

なおSIMは、ドコモでは「UIMカード」、auでは「au ICカード」とも呼ばれることがあります。

標準SIM

「標準SIM」は一番大きなサイズで、2012年以前に発売されたスマホに使われているものです。

主な使用機種
Xperia PLAY SO-01D Optimus Pad L-06C PlayStation Vitaなど

microSIM

「microSIM」は現在最も多くのスマホに使われているタイプで、2012年以降に発売されている多くの格安スマホで採用されています。

主な使用機種
iPhone4s Xperia A SO-04E Nexus 7-32T GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01Eなど

nanoSIM

「nanoSIM」は一番小さなSIMでiPhoneやiPadで採用されています。

主な使用機種
iPhone6s iPhoneSE iPad mini4など

自分のスマホのSIMのサイズを確認する

スマホの種類によってSIMの入っている場所は異なります。一般的にAndroid系のスマホは裏蓋にSIMが入っています。
一方、iPhoneは側面にSIMが入っています。

Android系スマホのSIMのサイズを確認する

ドコモスマホなど、Android系のスマホの場合、裏蓋を開けると、SIMとSIMスロットを確認できます。
たとえば、microSIMが入っていた場合は、ネットや店舗でSIMを購入する際に、パッケージに「microSIM」と記載されたものを購入しましょう。

iPhoneのSIMのサイズを確認する

iPhoneの場合は端末の側面部にSIMが挿し込まれています。iPhone6以降はnanoSIMになりました。
ネットや店舗でSIMを購入する際は、パッケージに「nanoSIM」と記載されたものを購入しましょう。

間違ったサイズのSIMを購入した場合はSIMアダプタを使おう

「nanoSIMと思って購入したら、標準SIMだった」など、もしも間違ったサイズのSIMを購入してしまった場合は、SIMアダプターを利用するという手があります。手持ちのSIMのサイズを変更できるアダプタです。

たとえば手持ちのnanoSIMにアダプタをはめることで、microSIMや標準SIMに変更することができます。価格は数百円程度なので、新たにSIMを発行して事務手数料3,000円を支払うよりもはるかに安くすみます。

おすすめの格安SIM

mineo(マイネオ)

mineoはドコモ回線とau回線のどちらも利用できるマルチキャリア対応の格安SIMです。

そのため、ドコモまたはauのスマホを持っているユーザーはSIMロック解除することなく気軽に利用することができます。

選べるプランに関しては「音声通話込み」と「データ通信のみ」でそれぞれ5プラン用意されており、500MBから10GBまでのデータ容量の幅があるため、ネットを余り使わないライトユーザーからネットをよく使うヘビーユーザーまであらゆるユーザーにおすすめできます。

また、データ容量が不足した際は、家族や友人など誰とでもパケットを分け合える「パケットギフト」があります。
さらに、ユーザー間でデータ容量を共有できるフリータンクが用意されており、月に1GBまで無料でデータ容量をチャージすることができるmineo独自のユニークなサービスもあります。

バースト機能やデータ繰り越し、データシェアなど、他社が展開している便利な機能は網羅されており、ライトユーザーからヘビーユーザまで満足できる格安SIMです。

どの格安SIMにするか迷ったらまずはmineoを選ぶことをおすすめします。

mineoの申し込みから設定・開通の手順を下記でまとめましたので、mineoに申し込む際に参考にしてください。

iPhoneでmineoの申し込みから設定・開通までの全手順を解説

イオンモバイル

イオンモバイルは料金の安さとプランの多さが評判の格安SIMです。

音声通話対応SIMが11種、データ通信専用が10種、シェア対応が8種あり、全てをあわせて29種類ものプランが用意されています。

選べるデータ容量の幅も500MBから50GBと幅広く展開されているため、ネットをたくさん使う人からそれほど使わない人まで多くの人に最適なプランが必ず見つかります。

さらに月額料金はデータ通信専用プランなら1GBプランが480円/月〜と激安価格です。チャージは月に1GBのみという条件付きですが、480円とこちらも安い料金設定になっています。

全国200店舗以上あるイオンで直接申し込みや相談ができるのも大きなメリットです。
即日開通できる点を謳ってはいますが、混雑状況によっては不可になってしまうことがあるので、申し込みの際は電話で問い合わせてからにした方がよいでしょう。

UQ mobile(UQモバイル)

UQ mobileはau回線の格安SIMです。au回線を扱っているMVNOはまだ少ないためauユーザーにとっては、うれしいメリットではないでしょうか。

ネット通信はWiMAXだけあって、非常に安定していて高速です。

さらにUQ mobileの特徴として、音声通話が非常にお得です。
月額料金に無料通話分が含まれているため高額に見えますが、電話をよくかける人は結果的に大変安くなります。

最低利用期間が長い(2年)点と選べるプランが少ない点がデメリットですが、そこが気にならないのであれば、非常におすすめな格安SIMです。

Y!mobile(ワイモバイル)

ワイモバイルの最大の特徴は、月に10分以内の通話が300回まで無料の音声通話プランがある点です。

格安SIMの音声通話料金は基本的に20円/30秒のため、通話料金が気になって格安SIMに乗り換えられなかった人がいるかと思います。

1回10分という制限はありますが、50時間/月も無料通話することができるので、仕事などで電話をよくかける人にとっても最適な格安SIMだと思います。

無料通話分が含まれているため、ほかの格安SIMに比べると割高ですが、「ワンキュッパ割」を筆頭に「スマホプラン割引」など、お得なサービスが充実している点も注目です。

速度よし、通話よし、充実した定額プランなど、総合的に見て評価の高い格安SIMです。

楽天モバイル

楽天モバイル、大手ネットショップ「楽天市場」が運営している格安SIMです。

毎月支払う月額料金で楽天スーパーポイントを貯めることができます。そのほかにも楽天市場でお買い物をした際のポイントが2倍になるなど、楽天をよく利用するユーザーに特におすすめの格安SIMです。

1GBあたりの月額料金は他の格安SIMに比べて比較的安く、さらに初回のみ月額料金が無料になるなど、価格面において他の格安SIMを一歩リードしている印象です。

ただし、データ容量が不足した際のデータチャージ料金がやや割高なのに注意が必要です。

格安SIMの弱点である音声通話は、楽天でんわを使えば5分以内の国内通話が何度でも無料※です。
※月額850円
090の電話回線ですので、通信品質は問題ありません。

さらに独自店舗も用意されているので、なにか問題があった際も気軽に相談できて安心です。